50代女性にオススメの生命保険は、
がん保険
です。この記事では、
- なぜ「がん保険」なの?「がん保険」の中からどうやって選べばいいの?
- 他の保険はいらないの?
- そもそも50代女性に生命保険は必要なの?
といったことについて、お話していきますね。
生命保険の選び方や考え方がわからない!方は、最初に以下の記事がオススメです。
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50代女性の生命保険加入率ってどのくらい?
「50代の女性に生命保険は必要なの?」と聞かれますと、答えはYesでもありNoでもあります。なぜなら、人によって保険が必要かどうかって変わるからですね。
極端な話、貯金が一億ある方なら節税以外の目的で生命保険は不要です。何か起こっても貯金で全てまかなえるからですね。
とはいえ、やっぱり目安ってほしいですよね。そこで、まず50代の女性がどのくらい生命保険に加入しているのか見てみましょう。
生命保険文化センターの平成25年度調べによりますと、
- 88.1%
40代の90%よりは低くなりましたが、同年代の男性より多い(男性:87.6%)というのは驚きですね。
次に、生命保険の平均保険金額は、
- 960万円
となっています。
同年代の男性が2,245万円であるのに比較すると、かなり安くおさえられています。とはいえ、平均で1,000万円近い金額です。高いですよね…。
このデータからわかることは、50代の女性は「かなり高い確率」で「1,000万円近い保険金」の生命保険に加入している、ということです。
高額な保障を必要とする方って働いているケースが多いです。何かあったときに残されたご家族が大変なことにならないためですね。
では、50代女性ってどのくらい働いているのでしょう?
2015年5月時点における、この年代の女性の就業率は(出典(「労働力調査結果」(総務省統計局)))
- 45~54歳:73.9%
- 55~59歳:66.3%
と非常に高い数値となっています。
お子さんがおられる家庭においても、お子さんが手がかからない年齢になっていることも多いでしょうから働かれている女性が多いのかな、と予想できます。
家計を担っているから、万が一に備えて生命保険に加入している方が多い、ということがわかりますね。
では「万が一の備え」つまり、死亡保障が必要かどうかについて見ていきましょう。
50代女性に死亡保障は必要?
死亡保障については、以下の記事にも記載していますので、よろしければご参照ください。
亡くなられる確率だけ抜粋しますと、
- 50~54歳:7,072人(0.18%)
- 55~59歳:10,120人(0.27%)
となっています。やはりこの年代も、同年代の男性と比較すると亡くなられる確率は半分ほどです。
50代の女性に死亡保障が必要かどうかなのですが、以下の条件がそろっている場合のみ必要と考えます。
- 結婚している
- 働いている
- 万が一亡くなられた場合、生涯収支が赤字になる
死亡保障が不要な方
死亡保障が不要なのは必要な方以外ですね。具体的には、
- 専業主婦
- 独身
- 万が一のことがあっても生涯収支が赤字にならない
さきほどから生涯収支という言葉が飛び交っていますが、簡単に言いますと、
- 生涯収支 = 亡くなるまでの収入 ー 亡くなるまでの支出
これを、ご家族単位で計算するのが一般的です。収入は旦那さんとご自身の収入。支出は家族全員分の支出で考えるわけですね。
現在~未来の収支を計算するため、「ライフプランシミュレーション」って言われたりします。ライフプランシミュレーションのやり方は、以下の記事をご参照ください。
専業主婦や独身の方については、万が一の際に必要となるお金は葬儀代のみです。だいたい100~200万円ほどになりますので、貯蓄から十分まかなえるのではないでしょうか。
貯蓄がない場合でも、万が一の確率はそれほど高くありません。そして、必要となるお金もそれほど大きくありません。
そのため、保険に加入してまで備えるリスクではないと思います。
奥さんが働かれていても、万が一のことがあった場合に生涯収支が黒字なのでしたら、死亡保障に加入する必要はありません。
生涯収支が黒字なのでしたら、保険に入らずとも残されたご家族は経済的には苦しむことはないと思います。
ということで、死亡保障が必要となるのは「ライフプランシミュレーションの結果、生涯収支が赤字になる場合」です。
たとえば、以下のようなケースの場合。
死亡保障が必要になるケース~ライフプランシミュレーション例
先ほどご紹介したライフプランシミュレーションの方法。その中でご紹介している「スルガ銀行」のライフプランシミュレーションを使って、シミュレーションしてみますね。
家族構成は、
- ご主人:55歳
- 奥さん:52歳
- お子さん:20歳
収入は、
- ご主人:年収700万円
- 奥さん:月収10万円
とします。
今回のシミュレーションでは、世帯主は奥さんにします。奥さんに万が一のことが起こった場合どうなるのか?を見るためですね。
シミュレーションは『倹約』で行います。何事もなければ、
- 収入:19,448万円
- 支出:18,020万円
- 収支:1,428万円
と大幅な黒字になっています。ここで、もし奥さんが52歳のときに万が一のことがあったケースを想定します。
- 収入:16,690万円
- 支出:14,993万円
- 収支:1,697万円
となり、1,700万円ほどの黒字となりました。このケースですと、死亡保障に加入される必要はないと思います。
では、収支が以下のようなケースはどうでしょう?
- ご主人:年収500万円
- 奥さん:年収500万円
奥さんが52歳で亡くなられた場合、
- 収入:11,933万円
- 支出:13,486万円
- 収支:-1,553万円
となり、1,500万円程度の赤字となります。赤字となる金額は奥さんの年齢が上がるにつれて減少します。
- 52歳:1,553万円
- 53歳:1,228万円
- 54歳:902万円
- 55歳:576万円
- 56歳:288万円
となり、57歳以降は生涯収支が黒字になります。
そのため、保障が必要な期間は52歳~56歳の間であり、必要な保障額は年々減少する、ということがわかります。
57歳(5年後)から生涯収支は黒字となりますので、逓減定期保険でリスクに備えるまでもないのかなと思います。
そうすると、選択肢としましては、
- 1.奥さんに万が一のことがあった場合、ご主人が収入を増やす
- 2.奥さんに万が一のことがあった場合、支出を減らす
- 3.定期保険に加入する
「1.ご主人が収入を増やす」と「2.支出を減らす」に関しては、具体的には
- 定年退職後も働ける間は働く
- 旅行や車といったライフイベントへの出費を減らす
- 家賃が安いところに引っ越すなど生活費を減らす
といった感じになります。万が一のことについてご夫婦で話合いをされていれば、保険に入らずに済んだり、必要な保障を減らすことが可能となります。
その分、浮いたお金を貯蓄に回すことができるわけです。
では、定期保険で備えるとしたらどのくらいの保険料になるでしょう?
- 契約年齢:52歳
- 性別:女性
- 保険期間:10年
- 保険金額:1,500万円
- 保険料:4,669円 /月
メディケア生命の『メディフィット定期』に加入したケースで考えてみます。
保険期間5年の試算ができる保険がちょっと見当たりませんでしたので、10年で記載しました。
たとえば、上記保険に加入して5年たってから解約する、というのも一つの選択肢です。
そうすれば、総払込保険料は、
- 総払込保険料:4,669円 x 12ヶ月 x 5年 = 280,140円
28万円以上かかってしまいますが、奥さんに万が一のことがあっても、生涯収支は黒字になりますので、経済的な不安は解消します。
とはいえ、万が一の確率は0.18%~0.27%です。そのために28万円の買い物をする、というのも少し気が引けるところですよね。
まずは万が一の備えについて、ご主人含めご家族で一度じっくり話合われてみてはいかがでしょう。
定期保険が必要!となりましたら、まずは資料請求されて検討されると良いでしょう。
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死亡保障についてのまとめ
死亡保障についてまとめますと、
- 独身の方、主婦の方は基本的に不要
- 結婚されて働かれている場合はケースバイケース
- シングルマザーの方もケースバイケース
シングルマザーの方については触れていなかったのですが、考え方はご夫婦の場合と同じです。先ほどのシミュレーションを利用して頂き、必要な保障を算出してみてください。
第一子平均出産年齢は30歳ですので、お子さんが独立されている方も多いと思います。お子さんが独立されている場合は、独身の方と同様、基本的に死亡保障は不要です。
まだお子さんが小さいケースについては、40代の方と同じ考え方になりますので、以下の記事をご参照ください。
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50代女性に医療保障は必要?
医療保障については、以下の記事にも記載していますので、よろしければご参照ください。
入院される確率だけ抜粋しますと、
- 50~54歳:18,800人(0.48%)
- 55~59歳:28,000人(0.73%)
となっています。入院患者数も入院率も高くなり、入院する、ということが現実的な数値となってきました。
気をつけたいのが、50代から増加してくる
- 精神神経障害
- 悪性新生物(がん)
ですね。特に精神系の障害は入院日数が長期化しがちですので、余裕があるようでしたら長期入院に備えておきたいところです。50代でも200日以上、ピークとなる70代には600日を超えてきます。
ピンポイントで長期入院に備えるなら楽天生命の『楽天ロング』が優秀です。
- 保険期間:終身
- 払込期間:終身
- 入院日額:1万円
- 入院保障:入院61日以降から保障。通算1,095日まで何日でも。
- 保険料(50歳):3,480円
たとえば、この保険に50歳~80歳まで30年間加入したとすると、
- 総払込保険料:3,480円 x 12ヶ月 x 30年 = 1,252,800円
120万円の出費となりますが、30年の間に、
- 186日以上の入院をした場合
- 123日以上の入院を2回以上した場合
元はとれる計算となります。
短期入院はさほど大きな家計負担になりませんので、『楽天ロング』などで長期入院に備えつつ、がんにはがん保険で備えておけば、リスクヘッジとしては十分だと思います。
長期入院を扱っている会社や、一括資料請求の方法については以下の記事をご参照ください。
入院は短期化し通院での治療が主流になってはいますが、やはり長期入院のリスクは大きいです。 短期入院でしたら経済的にそれほど負担にならないのですが、長期入院になりますとちょっとバカにできないお金が吹っ飛びます。 そのため当サイトでは、医療[…]
50代女性にがん保障は必要?
がん保障については、以下の記事にも記載していますので、よろしければご参照ください。
がんにかかる確率だけ抜粋しますと、
- 50~54歳:18,852人(0.50%)
- 55~59歳:26,197人(0.63%)
50代に入ると、がんにかかる確率は緩やかに上昇していきます。50代後半から男性のがん罹患率が急増し、女性よりも男性のほうががんにかかりやすくなります。
では、50代からは男性にはがん保険は必要だけど、女性にはがん保険は不要なの?と言われるとそんなこともなくてですね…。
女性も、がんにかかる率は緩やかではありますが上昇しています。つまり、男性ほど必須というわけではありませんが、女性にも必要な保障であることに変わりはありません。
女性のがんは、女性特有のがんが多いのが特徴です。乳がんや子宮がんですね。がんはかかってしまうと、治療期間が読みづらいうえに、先進医療を利用する可能性の高い病気です。
また、女性特有のがんが多いことから、ホルモン療法など通院による長期治療が行われることも多く、家計への負担は大きくなりがちです。
以下にがんにかかった場合の一例をあげてみますね。
がんにかかった場合の治療費の例
もし、以下のような治療で5年間がんの治療にかかったとしますと、
- 入院は最初の3ヵ月のみ、残りの期間は通院によるホルモン療法
- 1ヶ月の治療費:100万円
- 最初の3ヶ月は通常の高額療養費制度を利用
- 残りの期間は多数該当の高額療養費制度を利用
まず、最初の3ヵ月の医療費ですが、
- (80,100円 + (100万円 - 267,000円) x 1%) x 3ヵ月 = 262,290円
残りの期間は多数該当となりますので、医療費の上限は44,400円です。
- 44,400円 x (4年間 + 9ヵ月) = 2,530,800円
ここで、重粒子線治療(先進医療)を受けた場合、全額実費となります。重粒子線治療が300万円だったとして、総医療費は、
- 総医療費:262,290円 + 2,530,800円 + 3,000,000円 = 5,766,090円
医療費だけで500万円以上の出費となります。実際には、差額ベッド代、食費、着替え、ウィッグなどなど、高額療養費が適用されない出費も出てくるでしょう。
また、通院を徒歩で行うのは辛いでしょうから、タクシーなどの交通費もかかるかもしれません。それらを考えると、ちょっと考えたくないお金が飛んでいきます。
そのため、できればがん保険には加入しておきたいところです。
先ほどのケースで、メットライフ生命の『ガードエックス』に加入していたとすると、
- がん一時金:100万円 x 1回 = 100万円
- 先進医療実費 + 20%:300万円 x 120% = 360万円
- ホルモン治療給付金:30万円 x 4回 = 120万円
- 保険金総額:100万円 + 360万円 + 120万円 = 480万円
となり、総医療費と比較すると赤字になっています。
それでも、十分な保険金を手にすることができますので、治療にも交通費にも十分お金をかけることができます。いざというときに慌てないためにも、がん保険はオススメです。
がん保険はどうやって選べばいい?
50代だけを考えると女性のがんのリスクは非常に高いのですが、50代以降は女性は男性と比較するとがんにかかりにくい傾向にあります。
「がん保険って本当に必要なの?」 「がんにかかるって言ってもどのくらいの確率でかかるの?」 「がんにかかるとしたらどの部位が多いの?」 保険に加入するならリスクをある程度把握しておきたいところですよね。 では、ざっくりとデータを見て[…]
60代以降は男性に比べると約半分の確率になります。また、70代になりますとさらに高額療養費制度が手厚くなりますので、家計へのダメージは少なくなります。
そのことを考えると「ガードエックス」の保障はやや厚すぎる気もしますね。その分、保険料は高いですし。
保険料を安く抑え、必要最低限の備えを、と考えると「SBI損保のがん保険」が視野に入ってきます。
5年更新型の保険ではありますが、かかった医療費の実額を支払ってくれる保険になります。医療費がいくらかかっても補填されますので、70代までの備えとしては十分かと思います。
自由診療にも対応していますので、先進医療を自由に利用することが可能です。70代をむかえた後はコスパを考え、続けるもよし、解約して保険料を貯蓄に回すもよし。
セカンドオピニオンに意見を聞く際にかかった費用も保障してくれるのは心強いですね。
とはいえ、リスクに対する考え方はヒトそれぞれ。家計状況もヒトそれぞれです。
そのため、「SBI損保のがん保険」含め、いくつかがん保険の資料を請求して比較されると良いでしょう。
どんな生命保険でもそうなのですが、保険料が高いモノは保障が手厚く、保険料が安いモノは保障が薄めになっています。
先ほどもお話したとおり、女性の場合はがんの備えは最低限で良いと思います。そのため、「SBI損保のがん保険」を主軸に、保険料の安いモノを2,3個ピックアップして資料請求されると良いのではないでしょうか。
がん保険の選び方や一括資料請求の方法につきましては、以下の記事をご参照ください。
がんは気になるけど保険料が高いのはヤだな… いろいろプランがあってわかりづらい 専門用語が多すぎてどれがいいのかわからない がん保険を選ぼうとすると、必ず突き当たる壁ですよね。生命保険はわかりづらいモノが多いですが、中で[…]
その他に必要な保険ははないの??
考えられる保険種類としましては、
個人年金ってどう?
個人年金は貯蓄タイプの保険です。個人的には不要だと思います。最大の理由は、
- 資産が長期間凍結されること
今、個人年金に加入すると20年近くお金を預けることになります。それだけの長い期間、金利がこのまま、というのは考えづらいですし、インフレリスクもあります。
そのため、現時点ではオススメできません。金利が上昇すれば、もう少しオススメできる保険になるのですが…。
女性保険ってどう?
女性保険は、「医療保険」+「がん保険」の保険と考えるとしっくりくると思います。
そんな女性保険ですが、基本的にはオススメできません。50代に入り女性特有の病期が少なくなってきた、というのが最大の理由です。基本的には、
- 長期入院には医療保険で
- がんにはがん保険で
それぞれ備えるのがベストだと思います。ですが、ガチガチにリスクに備えたいわけではない、という方は加入を検討されても良いと思います。
万が一のことが起こった場合、全てのリスクを保障でカバーするのではなく、ある程度は貯蓄を切り崩してもOK、という方にとっては、女性保険が選択肢に入ってきます。
女性保険の加入例
たとえば、オリックス生命の『新Cure Lady』ですと、
- 保険期間:終身
- 払込期間:終身
- 入院日額:1万円
- 女性特有の病期およびがんの入院日額:15,000円
- 手術(入院中):20万円
- 手術(通院):5万円
- 先進医療:先進医療実額を2,000万円まで保障
- がん診断一時金:100万円
- がん通院日額:1万円
- 保険料(50歳):7,247円
- 保険料(55歳):8,432円
50歳~80歳まで加入したとしますと、総払込保険料は、
- 総払込保険料:7,247円 x 12ヶ月 x 30年 = 2,608,920円
となります。250万円を超す大きな買い物です。先ほど例に出したがんのケースに当てはめて保険金を計算しますと、
- 1ヶ月の治療費:100万円
- 最初の3ヶ月は通常の高額療養費制度を利用
- 残りの期間は多数該当の高額療養費制度を利用
- 入院は最初の3ヵ月のみ、残りの期間は通院によるホルモン療法
保険金は、
- がん入院:15,000円 x 60日=90万円
- 先進医療:300万円
- がん診断一時金:100万円
保険金総額は、
- 総受取保険金:90万円 + 300万円 + 100万円 = 490万円
総医療費が5,766,090円でしたので、医療費だけで80万円近い実費が発生します。
保険金がやや物足りなく感じるのは、『新Cure Lady』が
- がん診断一時金は2年に一回の支払。一度支払ったら2回目以降は入院する必要がある
- がん通院は、ホルモン療法対象外
という特性をもっているためですね。がん診断一時金が通院を対象にしていたり、がん通院がホルモン療法を対象にしていれば黒字になったかもしれませんが、そこは保険商品の特性ですから仕方がありません。
とはいえ、保険に加入していなかった場合に比べると、大幅に家計ダメージを減らすことができていますし、総払込保険料と比較すると十分に元はとれています。
そのため、ある程度実費で支払うリスクもOKというのでしたら、女性保険も選択肢に入ってくると思います。
女性保険がいいかも?と思われた方は、まずは資料請求をして詳細を確認されてみてはいかがでしょう。
女性保険はすごくざっくりと説明すると、 死亡保障 医療保障 がん保障 この3つの保障が合体した保険になります。保険によっては死亡保障が入っていないモノもあります。つまり、 医療保険やがん保険を選ぶより難しい いろ[…]
まとめ
50代女性について、生命保険を保障ごとに見てきました。最初にもお話したとおり、オススメするのは
- がん保険
です。50代はセカンドライフに向けて貯蓄を始める時期です。備えるべきリスクには備え、無駄な保障を減らすことで、安心して貯蓄にお金を回すことができます。
そのためには、まずはライフプランシミュレーションをされてみてください。生涯収支が赤字なのでしたら、まずは家計を見直す必要があるかもしれません。
どの保険が必要なのか迷った際は、保険の無料相談を利用されることもご検討ください。FPは保険のみならずお金全般のプロですから、意外なところから家計の収支を改善できるかもしれません。
そういった選択肢も頭の片隅にでも置いておいて頂ければ幸いです。
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