「なんとなく生命保険に入っておいた方がいいのかな?」
「知人が病気になって心配になったから保険に入りたい!」
「将来に備えて保険に入っておきたい」
保険に入りたい理由と言うのは人それぞれです。
ただ、保険はいろいろありますので、その中からどれを選んだらいいのかわからない、という方も多いと思います。
20代独身女性の生命保険に関する意識や、保険種類別に要不要をまとめてみましたので、参考にしてみてください。
生命保険の選び方や考え方がわからない!方は、最初に以下の記事がオススメです。
生命保険を難しく考えすぎていませんか? まず第一に、 生命保険はリスクに備えるモノです そして、 全てのリスクに備えることはできません そんなことすると保険貧乏になります。保険料で今の生活が破たんするなんてバカげていると思[…]
さくっとオススメの生命保険を知りたい!という方は以下の記事をご参照ください。
これから生命保険に加入しようと思っているけれどどれがいいのかわからない! とお悩みのあなたにおすすめの生命保険についてお話しします。 小難しい用語は一切使いません。さくっと理解できるようお話ししますね。 […]
20代独身女性ってどのくらい保険に入っているの?
気になりますよね。
同年代の方がどれくらい保険に入っているのか、またどういった理由でどんな保険に入っているのか? データをもとに見てみましょう。
ニッセイ基礎研究所「平成21年度生命保険マーケット調査」によると、20代独身女性の保険加入率は、
- 46.1%
となっています。約2人に1人が生命保険に加入していることになります。多いですね。
では、その目的は??
- 病気やケガの際の治療や入院費のため
- 病気や災害、万が一の事故の保障のため
- 重病や大けがの生活資金のため
となっています。医療保障に対する意識が高いことがうかがえます。 加入している保険は
- 医療保険、入院保険
- 終身保険
- がん保険
やはり医療に対する備え、ということから保険に加入している方が多いようですね。
加入したきっかけはどうなのでしょう?
- 就職、または親から独立したから(38.6%)
- 家族が(勝手に)加入したから(31.3%)
- 身近な人に勧められたから(18.1%)
就職したことをきっかけに加入される方が多いようです。ひとりだちすることで、医療に対する備えが必要!と考える方が多い、ということがわかります。
保険に加入する際に参考にした情報は、
- 家族、親せき、友人の話(38.2%)
- 保険外交員(20.6%)
- 保険会社の窓口(11.8%)
家族や親せきの話を中心にしつつ、会社によく来ていると思われる保険外交員さんの話を聞いて加入されているようですね。
また、3位の保険会社の窓口、というのに少し驚いています。 自分で情報を集めて、直接窓口に相談される方が多いのですね。
勤勉でアクティブな方が多いことに驚きました。 保険に入る決め手となった情報は?
- 広告内容
- 保険会社の経営状態
- 不祥事などの悪いニュース
広告内容が圧倒的に多いですね。雑誌や電車の吊り広告、CMなどから情報をえているようです。
特に最近は面白いCMも多いですよね。イメージで選んでいる女性が多いのもうなずけます。
これまで、保険に加入した理由を記載してきましたが、では、保険に加入していない女性はどういう理由で加入していないのでしょう?
- 保険料を支払う余裕がないから(35.3%)
- 生命保険の仕組みがよくわからないから(33.8%)
- なんとなく面倒だから(33.1%)
1位の理由は仕方がないですね。
20代というと、美容に遊び、自分磨きなどなど、お金がかかる割に、収入が少ないのが現状です。
ただ、安く加入できる保険もありますので、「保険は高い!」というイメージで入らないのはもったいないかもしれません。
2位と3位は・・・うん、わかります(笑)。
生命保険って面倒ですよね。 専門用語がいろいろ出てきますし、本当に自分に必要な保険がなんなのかを考えると、調べても調べてもわからないことが出てきたりします。
ここまで、ざっと20代独身女性の生命保険に関する情報をまとめてきました。 ここからは、生命保険の種類ごとに、必要なのか不要なのかを見ていきますね。
死亡保障は必要ない?
死亡保障の要不要を考える際に役立つかもしれない記事を記載しておきます。よろしければご参照ください。
死亡保障保険として、有名どころは、終身保険や定期保険ですね。
万が一の際に保険金が下りますので、家族を養っている方には、とても大きな安心を得られる保険です。
逆に、万が一のことがあっても誰も困らない状況であれば、不要であると言えます。
葬儀代などで200万円~300万円費用がかかってしまいますが、ご両親が健在であれば、そのくらいの費用は出してもらえるでしょう。
20代ですと、死亡退職金はさほど出ないと思いますので、どうしても心配な方は、貯蓄もかねて、終身保険に加入すると良いと思います。
結婚されて共働きになった場合は、死亡保障も重要になってきますが、独身の間は、そこまで必要ではないと思います。
結婚されて、ライフプランが変更になった際に、保険の見直しを行えば良いと思いますよ。
ちなみに、20代の女性が亡くなられる人数および確率は、 (厚生労働省 平成25年人口動態統計月報年計(概数)の概況より)
- 20~24歳:696人(0.02%)
- 25~29歳:884人(0.03%)
となっています。だいたい3,000人~5,000に一人、という感じです。
加えて、20代の死因の約半分がなんと「自殺」によるものです。 つまり、事故や病気で亡くなられる確率は半分程度なんですね。
そのため個人的には、そこまで神経質になる数値ではないと思います。
医療保険は必要??
次に医療保険について見てみましょう。医療保障につきましても、要不要を判断される際に役立つかもしれない記事を載せておきますね。
「入院とかしたら、とんでもない金額がかかるんじゃないかしら・・・」 と心配されている方もおられるかもしれません。
では、まずはデータから見てみましょう。 厚生労働省の平成23年(2011年)患者調査の概況によると、20代女性の入院数および入院率は、
- 20~24歳:6,300人(0.21%)
- 25~29歳:11,300人(0.35%)
となっています。 入院した場合の費用と日数ですが、病気によって大幅に異なります。
ですので、あくまで参考値として平均日数および平均費用を記載しておきますね。
- 入院日数:11.3日
- 入院費用:74,150円
万が一大けがをしてしまった場合でも、高額療養費制度があります。
高額療養費制度とは、公的医療保険のひとつで、一か月の間に支払ったお金の一部が返金される仕組みのことです。 高額療養費制度とは 毎月1日~月末までの間に支払った医療費が一定金額を超えた場合に、差額が払い戻される仕組みのことです。 健康保[…]
そのため一か月の医療費における自己負担額は10万円を超えることはほとんどないと思って頂いて大丈夫かと思います。
思ったよりお金かからないな、と思った方が多いのではないでしょうか?医療保険で元がとれる方は、ほとんどいないというのが現状です。
それでも人気があるのは、
- 入院が長期化するような病気になったらどうしよう
- 病気になっちゃったら保険に入れなくなる
- 保険料が安い
という3点からだと思います。コツコツ貯金をしている方なら、入院、通院くらいのお金は貯金でまかなえるため不要だと思います。
逆に、貯金が苦手、もしくは、これからしようと思っているけど今はない、という方にとっては、医療保険は選択肢のひとつとして入ってきます。
とはいえ、1ヶ月の負担額が高くて10万円であり、入院確率は0.2~0.3%です。
また、入院理由のうち「妊娠、分娩および産じょく」の占める割合が、
- 20~24歳:23%
- 25~29歳:41%
と非常に大きな割合を占めています。
このことから、通常の病期や怪我で入院される方はもっと少ないわけですね。よほど不安でない限りは医療保険を検討する必要はないのではないでしょうか。
「今は独身だけど、子供がほしいから医療保険に・・・」と考えられている方もおられるかもしれません。
しかし、いわゆる自然分娩は健康保険の対象外であり、多くの医療保険も保険金支払いの対象外となっています。
帝王切開などについては、健康保険の対象になりますし、医療保険でも保険金がおりるのですが、自然分娩は全額実費であり、保険金がおりない医療保険が大半である、ということを頭の片隅にでも置いておいていただければ、と思います。
フローラル共済の『なでしこくらぶ』のように自然分娩を対象にした医療保険もありますので、出産リスクに備えたい場合は選択肢の一つに入ってくるかと思います。
がん保険は必要?
がん保険についても、役に立ちそうな記事を載せておきます。
こちらも、まずはデータから見てみましょう。「国立がん研究センターがん対策情報サービスの2011年データ」によると、がんにかかる人数および確率は、
- 20~24歳:769人(0.03%)
- 25~29歳:1,878人(0.05%)
となっています。次に、部位別にかかりやすいがんを見ていくと、
- 甲状腺 28%
- 白血病 14%
- 卵巣 12%
- 子宮 11%
- 悪性リンパ腫 7%
- その他 28%
- 子宮 27%
- 乳房 14%
- 甲状腺 13%
- 卵巣 13%
- 白血病 7%
- その他 26%
女性のがんというと真っ先に思い浮かぶのが乳がんなのですが、20代ではまだそれほど多くありません。
とはいえ、30代に入ると急速に伸びてくるのが乳がんです。 乳がんにかかってしまうと、乳房の全摘というリスクがあります。
女性の象徴である乳房がなくなってしまうなんて、考えたくもありませんよね。
その際に、先進医療を使えるかどうかで、体への負担を減らすことができるかどうかの選択肢が広がることがあります。
女性がもっともかかりやすいがんである、 乳がん 乳がんにかかってしまうと、どうしても全摘手術によって乳房がなくなってしまうというリスクがつきまといます。 そのリスクをなるべくおさえるために使える方法として、先進医療がありま[…]
ただし、先進医療は保険対象外です。
そのため、全額自己負担になります。 先進医療は、安いものですと数千円、高いものは数百万円になります。
また、がんは治療期間が読みづらいため、かかるお金も事前には計算しづらいというのが特徴です。
このことから、医療保険に入るならがん保険に入ったほうが良いのでは、と個人的には思います。
とはいうものの、がんにかかる確率は0.03%~0.05%です。
そして、これからのライフイベントで保険を見直しする可能性が高いです。ご結婚や出産といったライフイベントですね。
「でも、がんにかかる確率は0じゃないし、できれば備えておきたい…」
でしたら、コスパに優れた保険を選びましょう。
終身タイプのがん保険も悪くはないのですが、今後見直すことを考えると賢明とは言えません。
定期タイプに比べると保険料が平らになりますから、若いうちはその分、割高になってしまうんですね。
「生涯独身のつもりだから終身でいいの!」と思われるかもしれませんが、独身でしたら貯蓄することで保険が不要になるケースが多いです。
1,000万円貯蓄があれば、がんの医療費なんて怖くないですよね。
コスパに優れたがん保険を選び、余ったお金は貯蓄に回したり、ご自身のために使いましょう。
保険料の支払いがキツくて、好きな洋服が買えない、飲み会に行けない、なんて考えたくないですよね。
がんは気になるけど保険料が高いのはヤだな… いろいろプランがあってわかりづらい 専門用語が多すぎてどれがいいのかわからない がん保険を選ぼうとすると、必ず突き当たる壁ですよね。生命保険はわかりづらいモノが多いですが、中で[…]
女性保険は必要なの??
最近、メディアでとりあげられることが多い、女性保険です。女性特有の病気に対して、特に手厚い保障がされているのが特徴ですね。
こちらについても記事をご紹介しておきますので、よろしければご参照ください。
女性保険はいろんな保障があってわかりづらいのですが、中身をよく見ると、
- 死亡保障
- 医療保障
- がん保障
の3つの保障を組み合わせていることがわかります。 たとえば、現在大人気の、メディケア生命の『メディフィットA 女性専用パック』は、
- 医療保障
- がん保障
の両方の保障を兼ね備えています。これに加えて、女性特有の病気(子宮筋腫、異常分娩など)またはがんにかかった場合、女性疾病入院給付金という形で、さらにお金がもらえる仕組みです。
フローラル共済の『なでしこくらぶ』は、
- 死亡保障
- 医療保障
の保障をもった保険です。
このように、女性保険といってもさまざまな種類がありますので、女性に対して優しい保障だからといって、適当に選んでしまうと、あとあと後悔することになりかねません。
ともあれ、医療とがん、別々の保険に入るより、女性保険ひとつに入ったほうが保険料は割安で保障もバランスが良い、というケースが多いです。
ご自身がほしい保障が何なのか?を考えてみて、女性保険がピッタリなようでしたら、女性保険を選ぶと良いですね。
女性保険は、女性特有の病気に備えた保険ですね。 さまざまな商品があるため、ひとくくりにはできないのですが、女性保険に対する一般的な口コミや評判を集めてみました。 これから女性保険に加入しようと思っているあなたへ、参考になれば幸いです。 […]
まとめ
ざっとまとめますと、オススメの保険は、
- がん保険
- 女性保険
のいずれかです。保障別に要不要を見ていきますと、
- 死亡保障は基本的に不要
- 医療保険も基本的には不要
- がん保険はケースバイケース
- 女性保険もケースバイケース
となります。 シングルマザーの方、はたまたこれから結婚をお考えの方には以下の記事が参考になるかもしれません。よろしければご参照ください。
30代女性にオススメの生命保険は、 がん保険 です。 生命保険の選び方や考え方がわからない!方は、最初に以下の記事がオススメです。 超シンプルにオススメの生命保険を考えてみます 主婦に人気の生命保険を探すならオススメは? 30代[…]
生命保険に関する基本的な考え方は、
- どういうことが起こったら
- どのくらいの期間
- どのくらいのお金が必要なのか?そのお金は貯金でなんとかなりそうか?
なんとかならない部分を保険で補う、というのが理想的な利用の仕方です。
たとえば、
- 乳がんになってしまったら
- 5年間
- 毎月5万円 = 5万円 x 12ヶ月 x 5年間 = 300万円
ちょっと考えたくない金額ですよね。
とはいえ、20代ですと、ここまで数値をまじえてお話したとおり、死亡・病気・がんともにかかるリスクは非常に少ないです。
リスクに備えるために、月々5,000円の保険料を10年間支払ったとすると、
- 5,000円 x 12ヶ月 x 10年 = 60万円
60万円あれば、大抵のことができちゃいますよね。
エステに通い放題。化粧品も好きなモノを。脱毛や旅行だってできちゃいます。
では、リスクに対する不安を解消しつつ、損をしない方法ってあるのでしょうか?
保険の無料相談をうまく活用しましょう
オススメの保険の種類はお話しできても、オススメの保険商品、ってお話するのが難しいんです。
なぜなら、
- ぴったりな保険は人によって違うから
です。
- 1,000円台なら保険にお金使ってもいいかな。2,000円超えるようならいいや
- 病気もガンも怖いからがっつりリスクに備えたい!
- 30歳までに結婚したいから、それまで最低限の保障がほしいな
といった具合ですね。
家計状況やリスクに対する考え方によって、どのくらい保険にお金を使うか、どのくらいリスクに備えるかは変わってきます。
そして、それによって商品も変わりますし保険料も変わってきます。
洋服やダイエットグッズなら評判や売れ筋から選んでも良いと思うのですが、保険って、売れてる=あなたに合った商品、というわけではないんですね。
なので、ランキングだけ見てもあまり参考にならないわけです。
でも、自分で考える時間もないし、興味もないし、面倒!ですよね。
そこでオススメなのは、保険の無料相談です。
生命保険の無料相談も最近はすっかりメジャーになりました。 メディアでの露出も多いですよね。 たとえば、「ほけんの窓口」さん。 ただ、何が相談できるのかよくわからない、という方も多いのではないでしょうか。 そこで、ざっ[…]
あなたの家計状況、リスクに対する思い、漠然と抱えている不安、そういったものを汲み取って、最適な保険を提案してくれます。
例えるなら美容院です。
自分で髪を切るのって大変ですよね。ご自身も美容院に通われているはずです。
行く前に、こういう髪型にしたい!というのがバッチリ決まっていれば良いのですが、イメージはぼんやりあるんだけど、こうしたいっていうほどのモノはないな…。
ていう経験はありませんか?私はいつもこんな感じです(汗)。
そんなときに「おまかせで~」とお願いするわけですが、腕の良い美容師さんだと、いろいろとヒアリングをしてくれて、ぼんやりとしたイメージにぴったりな髪形にしてくれますよね。
ここでいう美容師さんが保険相談の担当者だと思ってください。
上手な担当者に任せることで、「おまかせで~」の一言で、あなたにぴったりの保険を提案してくれます。あるいは保険が必要ないと判断したならその理由を説明してくれるでしょう。
無料保険相談で安心を手に入れる
無料相談をすることで得られるものは
- 安心
保険に加入するのってやっぱり不安だから、なんですね。
そして多くの方が漠然とした不安は持っているけれど、具体的なところまで落とし込めていないんです。
だから不安が消えない。
それは保険に加入しても同じです。
- この保険、本当に私に合ってるのかな…
- こんなにお金払う価値はあるのかな…
- いざというとき本当に大丈夫かな…
それってもったいないですよね。不安を消そうとして保険に入ったのに不安が消えない。
なので、まずは抱えている不安を具体的なところに落とし込む作業が大事なんですね。
それをやってくれるのが保険の無料相談です。
すごく勤勉で、保険についてがっつり調べ、ご自身の抱えている不安についてしっかり理解されている。
そんな方にも、セカンドオピニオンとして保険の無料相談はオススメです。
考え方が合っていることがわかれば、不安はなくなりますし自信にもつながりますよね。
不安なく20代を謳歌するために。
なんといっても無料ですから、ガンガン相談してしまいましょう。
オススメについては、日経BPコンサルティングが調査した結果をランキングした記事がありますので、よろしければご参照ください。ステマではないですよ(笑)。
以下の記事にも記載していますが、日経BPコンサルティングが2015年8月21日~8月30日に行った988人を対象にした調査。 保険マンモスの評価!ステマではない調査から見えてくるモノとは? 調査結果を集計してランキング表示してみました。[…]