保険ショップとして一番最初に開業したのが保険クリニックです。
最初に、っていうところが安心感ありますよね~。
そして現在はIQシステムというシステムを導入し、担当者の質に左右されない保険提案を行っています。
IQシステムがよくわからない方は、以下の動画が参考になるかもしれません。
9分ほどの動画です。
2分30秒くらいまではキャラクターの自己紹介ですから、飛ばしちゃってもいいかもしれません(笑)。
IQシステムの役割を簡単にお話すると、
- 生涯収支のチェック
- 今加入している保険があればその保険でどの程度リスクをカバーできるか
- 備えたいリスクについてどの保険が最適か
といったことをシステムで計算したうえで、画面に表示したり印刷してくれたりしてくれるんですね。
担当者の主観によるところが少ないですから、担当者によって勧められた保険が異なる、なんてことが起きないようになっています。
では、そんな保険クリニックですが、実際に利用された方の感想はどうなのでしょう?
これから口コミを見ていきますね。
保険クリニックの良い口コミ・評判
20代女性
評価:★★★★★
この春から社会人になりましたので、自分のことは自分で!という気持ちから生命保険に加入することにしました。
なんといっても怖いのは病気やけがによる入院です。
最近、広告などで見かける女性保険が気になっていましたので、保険クリニックで相談することにしました。
話を聞いていると、実は医療費はそこまでかからないとのことです。
高額療養費制度なるものがあり、今の私の収入なら、どんなにかかっても月10万円がいいところだとか。
そのくらいなら正直、貯金でなんとかなるなあ、と思い、不安が払しょくされました。
とはいえ、どうしても考えてしまうのが長期入院ですね。
祖母が長期に入院しており、それを間近で見ていましたから、月10万円とはいえ半年入院すると60万円です。
大金ですね。
あとは病気になってしまった場合です。
持病があると医療保険にはやはり入りづらくなるようでして、そこが心配でやはり保険には加入しておきたいなあと。
それであれば、お守り程度の医療保険で良いのでは?と提案を受けまして、いろいろと保険を見比べた結果、コレだ!という保険が見つかりました。
月々の支払も2,000円程度と、一回飲みに行くのを我慢すれば払うことのできる保険料です。
コレと決めたらすぐに行動するタイプですので、その場でその保険に契約しました。
何かあったらご連絡くださいね、と言われ、なんと保険金の請求などのアフターフォローもやってくれるそうです。
保険についていろいろと知ることができましたし、なにより満足のいく保険に入ることが出来ました。
大満足です。
保険クリニックの普通の口コミ・評判
20代女性
評価:★★★★★
現在結婚していまして、子供が1人います。
もう1人子供がほしいなあ、と思っているのですが、やはり考えるのは子供の教育費。
今まで保険に加入していなかったのですが、これを機に保険に加入しようと思い立ち、保険クリニックで相談することに。
学資保険っていうのがいいなあ、なんて漠然と考えていたのですが、提案されたのは収入保障保険という保険でした。
万が一のことがあった場合、残された家族が困らないように一定期間年金で受け取ることが出来るというモノです。
これは凄く良い保険だなあ、と思い、他に必要な保険についても説明を受けていました。
稼ぎ頭の夫については収入保障保険で。
私はがんがちょっと心配でしたから、がん保険に加入しようと考えていたのですが、イマイチ各社のメリットデメリットがよくわかりません。
丁寧に説明してくれていたとは思うのですが、何が良くて何が悪いのかがはっきりしませんでした。
担当者さんによって得意分野・不得意分野があるのかな?なんてことを考えながら説明を聞いていました。
結局、私のがん保険は諦め、夫の収入保障保険にのみ加入することにしました。
がん保険についてもう少しちゃんとした説明がほしかったなあ、ということから3点です。
次の子供が生まれたときにでも再度うかがってみようと思います。
補足
収入保障保険は、万が一のことがあった場合に年金で保険金を受け取ることができる保険です。
そして、総受け取り保険金額が年々減少していく、いわゆる三角の保険です。
たとえば、月々10万円支払われる収入保障保険に30歳で保険に加入し、60歳を満期に設定した場合、万が一のことがあった場合に受け取ることのできる総受け取り保険金額は、
- 30歳:10万円 x 12か月 x 30年 = 3,600万円
- 40歳:10万円 x 12か月 x 20年 = 2,400万円
- 50歳:10万円 x 12か月 x 10年 = 1,200万円
- 60歳:10万円 x 12か月 x 0年 = 0円(契約消滅)
となります。
お子さんが成長するにつれて必要となる教育費や養育費は減少していきます。
そのため、それに合わせて保険金が減っていくこの保障は、非常に合理的であると言えますね。
収入保障保険についてもう少し詳しく知りたい方は、以下の記事を参照ください。
保険クリニックの悪い口コミ・評判
30代女性
評価:★★★★★
定期保険の更新が来ましたので、ちょっと保険を見直してみようかな、と思い保険クリニックに行きました。
高額な保障が必要でしたので定期保険を考えていたのですが、終身保険を勧められました。
正直なところ、家計に余裕がありませんので、終身保険で高額な保険料を支払うことは考えていませんでした。
そして、いざ保険料を見るとやはり高額です。
担当者の方が言うには「掛け捨てはもったいないですよ」とのことだったのですが、終身保険は・・・うーん。
60歳払い済だったのですが、これから20年以上も保険料を払うことになります。
その間に家計がどうなるかわかりませんし、いざ解約となると7割程度しか戻ってきません。
それに大きな保険金が必要なのって子供が独立するまでの間だけですし、正直そこまで終身保険にこだわらなくても良いんですよね。
というような話をしたところ、「掛け捨てはもったいない」の一点張りです。
定期保険、できれば逓減定期保険で保険料を少なくしたいと考えていましたので、ちょっとがっかりでした。
結局、保険契約をすることなく、今の定期保険を更新することにしました。
補足
死亡保障には大きく分けると
- 終身保険
- 定期保険
の2種類があります。
終身保険は貯蓄タイプで、定期保険は掛け捨てタイプ。
終身保険は一生涯保障が続くのに対し、定期保険は一定期間の保障であることが多いです。
用途としては、終身保険は一生涯の保障ですから保険金を100~300万円程度におさえて、万が一の葬儀費用や、定年後に解約しセカンドライフの備蓄に充てる方が多いです。
定期保険は少ない掛け金で高額な保障を得られますから、お子さんが独立されるまでに万が一のことがあったためのリスクヘッジとして利用されることが多いですね。
逓減定期保険は定期保険の仲間でして、保険金が年々減っていく保険です。
- 加入時:保険金3,000万円
- 5年後:保険金2,500万円
- 10年後:保険金2,000万円
- 20年後:保険金1,000万円
- 30年後:契約消滅
といた感じですね。
用途としては、年々必要な保障が減っていく生活スタイル。
つまり、お子さんが生まれたばかりのご家庭で利用されることが多いです。
お子さんが成長されるにつれて、必要となる教育費・養育費の額は減っていきます。
それに伴い保障も減っていくわけです。
いわゆる三角の保険と呼ばれているモノで、定期保険と比べると割安なことから近年人気が出ている保険ですね。
あとは、よく勘違いされがちなのですが、終身保険でも掛け捨ての保険料は存在します。
定期保険と比較すると、
- 定期保険:危険保険料
- 終身保険:危険保険料 + 貯蓄保険料
保険料の種類については、以下の記事をご参照ください。
となっており、貯蓄保険料が高いんですね。
そのため、終身保険は高額な保険料になりがちなわけです。
また、見て頂いたとおり、終身保険にも危険保険料は存在し、この部分は掛け捨てになります。
そのため、定期保険も終身保険も掛け捨てという点では変わりがないんですね。
終身保険は貯蓄保険料部分を保険会社が運用してくれますので、保険料の払込が完了すると戻り率は100%を超えます。
ですが、定期保険に加入しておき、貯蓄保険料と同じ金額をご自身で運用された場合、終身保険の戻り率より高くなることもあります。
特に現在は金利が低いですから、終身保険に加入すると資産が長期間ロックされてしまうというリスクがあります。
これから20年以上もこのまま低金利というのは考えづらいですし、銀行に預けたほうがお得、となった場合でも解約すると多くの場合元本割れしてしまいます。
そのため、極端な話、定期保険に加入し、終身保険に加入した場合支払う予定だった貯蓄保険料部分をタンス預金しておいたほうが良かった、なんてことも起こりうるわけですね。
保険は長期にわたり資産をロックされますから、金利の低い現在、終身保険や学資保険、個人年金といった貯蓄系の保険には手を出しづらいというのが現状です。
保険クリニックの口コミ・評判まとめ
保険クリニックの口コミや評判を見てきました。
やはりどの保険ショップでもそうなのですが、担当者により評価が分かれることが多いですね。
IQシステムを導入している保険クリニックにおいても同様です。
保険ショップの担当者はFPのみを採用しているわけではありません。
FPは資格の名前でして、ファイナンシャルプランナーの略語です。
いわゆる家計やお金全般のプロのことですね。
FPの詳細を知りたい方は以下の記事をご参照ください。
FP(ファイナンシャルプランナー)を利用するメリットって?そもそもFPって??
資格を持っていればよい、というわけではありませんし、FPでもピンキリです。
というよりも担当者の質がどうしてもバラついてしまうんですね。
そのため、保険ショップで保険を選ぶ、という考えよりも、良い担当者を見つけてその人の提案から保険を選ぶ、という考えの方が良い保険に巡り合う可能性は高くなります。
そのためには、保険ショップを数多く回ることが必要になります。
今は便利になっていまして、お近くの複数の保険ショップを一気に検索できるサービスがあります。
対象の保険ショップは、
- 保険クリニック
- 保険見直し本舗
- ほけんの窓口
- みつばちほけん
- 保険ほっとライン
- ほけん百花
などですね。
できる限り多くの保険ショップを回ることで、良い担当者に巡り合える可能性も高くなりますし、なんといっても比較ができるようになります。
前の担当者より今の担当者のほうがわかりやすくて信頼できるな、といった感じですね。
良い担当者に、そして良い保険に巡り合うために、まずはお近くの保険ショップを探してみてはいかがでしょう。