「子供も独立したし、そろそろ老後資金のことも考えなくちゃ。
ついでに保険も見直そうかしら。そういえば、がん保険って必要?」
これから老後に備えて、家計を見直し、貯蓄をする大事な時期が50代です。
そんな中、なるべくなら出費はおさえたいもの。
ですが、万が一のリスクに備えることも必要になりますよね。
まずはデータから、がん保険の必要性を見ていきましょう。
50代女性ががんにかかる可能性
国立がん研究センターの2011年データによると、50歳の女性が、がんにかかる確率は、
- 10年以内:6%(17人に1人)
- 20年以内:14%(7人に1人)
- 30年以内:25%(4人に1人)
- 一生涯:44%(2.2人に1人)
となっています。
詳細なデータを知りたい方は以下の記事をご参照ください。
高い確率でがんにかかることがわかります。
しかも、がんは、治療費、治療期間の読みにくい病気です。なるべくならリスクに備えて保険に入っておきたいところですよね。
「じゃあ、すぐにでもがん保険に入らないと!」
と思いがちなのですが、少々お待ちください。
まずはがん保険に加入した場合の保険料を見てみましょう。
がん保険の保険料
安くてお手頃な保障が手に入れられるアクサダイレクトの『カチっと終身がん』と、
充実した保障で人気のメットライフ生命の『ガードエックス』を用いて保険料を試算します。
- 保険期間:終身
- 払込期間:終身
- がん診断一時金:100万円
- 高度先進医療特約付加
- がん入院:10,000円/日
- 保険料:3,480円
- 保険期間:終身
- 払込期間:終身
- がん診断一時金:100万円
- 高度先進医療特約付加
- がん入院:10,000円/日
- 保険料:6,589円
カチッと終身がんと、ガードエックスで保険料に倍近い差が出ているのですが、その要因は、
- カチッと終身がんは、がん診断給付金は1回のみ。
ガードエックスは年1回、通算5回まで支払われる。 - カチッと終身がんの高度先進医療は通算500万円まで。
ガードエックスは、通算2,000万円まで。プラス実額の20%が給付金として支払われる。 - カチッと終身がんの入院日額は1万円固定
ガードエックスは、61日以降は入院日額が1万円⇒2万円に。
おまもり的に備えたい方は、カチッと終身がん。
がんにかかってしまった場合、医療費全てを保険金でまかないたい!という方はガードエックス、というイメージですね。
この保険料を80歳まで払い込んだとすると、
- カチッと終身がん:3,480円 x 12ヶ月 x 30年 =125万円
- ガードエックス:6,589円 x 12ヶ月 x 30年 =237万円
結構な金額になっちゃいますね。
高額療養費制度、貯金額、もしがんになった場合、先進医療を使いたいかどうか?そういった点を考慮しながら、納得のいく保障を探してみてください。
オススメのがん保険は以下の記事にも記載していますので、よろしければご参照ください。
まとめ
ほぼ2人に1人ががんにかかる現状ですが、必ずしもがん保険が必要かと言われると、そんなこともないと思います。
治療費が読みづらいということで、リスクに備えるのが難しいのですが、保険に支払うお金を貯金に回すことで、いざというときの備えにもなるでしょう。
ですが、がん保険に加入すべきか、はたまた加入するならどの程度の保障のがん保険が良いのか。納得のいくまで調べるのはとても大変です。
そのため、オススメはプロに相談することです。
なかでも保険マンモスは日本人のお金の失敗をなくしたい!という理念のもとに集まったFP(ファイナンシャルプランナー)の集団ですから、きっとあなたの心強い味方になってくれることでしょう。
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保険マンモスについて知りたい方は、以下の記事もご覧ください。