「生命保険、わかりづらいし面倒だし。でも入ってないと不安だし。どれが私に合った生命保険なの??誰か教えて!!」
ってのが本音ではないでしょうか?
本当は「あなたにオススメの生命保険はコレです!」って、きちんと理論立てて説明してあげたいんですね。
でも、それはできないんです。理由は2つあります。
理由その1:資格がない人は生命保険を売ってはいけない
これって実世界だけでなくWebでもそうでして。
「A商品がオススメです!資料請求はコチラから!」なんてこともできないんですね。なので、オススメの保険種類(医療保険とかがん保険とか)はお話できるんですが、保険商品まではオススメできないんです。
以前は生命保険会社につとめていましたので、資格持っていたんですが、やめちゃったんですね(汗)。
サイト情報 せいほなび~生命保険の歩き方 サイト運営者 マル 連絡 お手数ですがコチラからお願い致します こんにちは、管理人のマルです。 このページでは自己紹介をさせて頂きますね。 […]
なので、がっつり「新CURE LADYが超オススメですよ!」なんてことは言えないわけです。
でも、これよりも大きな問題が理由その2ですね。
理由その2:一人ひとり必要な保険が違う
コレが本当に大きいです。
例えばダイエット。短期で成果を出したいなら、ファスティング+酵素ドリンクの「優光泉」がオススメですよ、なんてことができます。
でもって、大きくはずれることはないです。成果が出なかったとしても数千円の損失で終わります。私には合わなかったなーで終わりです。
でも、生保ってそういうわけにもいかなくてですね。
個人年金や学資保険といった貯蓄目的のモノを除くと、基本的には、
- リスクに備えるために買うモノ
なんですね。でもリスクのとらえかたって人それぞれ違うんです。
一年以内に100人に1人が病気になるとします。それを「ヤバイ」と思うか「それくらいなら自分は大丈夫だな」と思うか。
毎月1万円出せば、病気になったときの治療費は払いますよ、と言われたときに1万円出すかどうかって人によって違いますよね。
ご自身の収入によっても変わるでしょう。
月収10万円のヒトにとっては、すごく大きいお金です。逆に月収100万円のヒトならそれくらい出してもいいかなってなりますよね。
そのあたりのことは、もう少し突っ込んで別記事に記載しています。よろしければご参照ください。
生命保険を難しく考えすぎていませんか? まず第一に、 生命保険はリスクに備えるモノです そして、 全てのリスクに備えることはできません そんなことすると保険貧乏になります。保険料で今の生活が破たんするなんてバカげていると思[…]
言いたいことは、
- 家計状況や備えたいリスクはヒトそれぞれ。なのでオススメできる保険も人それぞれ
ってことなんです。
じゃあどうすればいいの?
ただでさえ複雑怪奇な生命保険。自分で全て理解するのは相当なホネです。
なので、
- 自分しかわからないことをしっかりとおさえましょう
自分しかわからないこと、それは、
- 家計状況
- 社会保険などなど
- 何が怖いのか、優先順位は?
ですね。
例えば、小さなお子さんがおられて、奥さんが働けないご家庭。何が怖いって、「ご自身が働けなくなること」ですよね。
万が一のことがあると、一家が路頭に迷うことになります。お子さんも高校に行けなくなったりする可能性があるわけです。
それって絶対に避けたい事態なわけでして。じゃあ、今の会社で働けなくなった場合の福祉はどのくらいあるのか?家計状況はどう?少しは保険に回せる?
といったことをしっかり整理するわけですね。
生命保険の種類がどうたらなんて後回しでいいんです。避けたいリスクがあり、それに備えるのが保険です。
そこまでをしっかり整理すれば、後はプロに任せちゃえばいいんです。
2016年10月3日時点で38社の保険会社が営業しています。そんな中から最適な一つの商品を選ぶとか、正直かなりキツイです。
保険のおばちゃんなど、一社しか扱えない人はちょっと危険なので、FPを利用しましょう。それもできれば複数のFP。FPなら複数社の保険商品を扱うことができます(人によりますが)。
生命保険を選ぶのではなく、FPを選ぶわけです。
生命保険が長く続くように、FPとの関係も長く続きます。そのため、本当に信頼できるFPに出会うまでは、納得いくまで相談すれば良いと思います。
無料ですしね(笑)。
優先順位は、ステマではなく日経BPコンサルティングが調査した結果をもとにランキングしたモノがありますので、そちらを参照されると良いでしょう。
以下の記事にも記載していますが、日経BPコンサルティングが2015年8月21日~8月30日に行った988人を対象にした調査。 保険マンモスの評価!ステマではない調査から見えてくるモノとは? 調査結果を集計してランキング表示してみました。[…]
自分でできることをやったうえで余裕があるようでしたら、資料請求して保険を勉強されるのも良いことだと思います。
生命保険に加入しようとは思うんだけど、無料相談などで人に相談するほど、積極的に考えているわけではない。 とりあえず資料を見てみて、いいものがあれば加入したいな。 でも、資料請求するのもなんだか怖いな。 そんな思いをお持ちの方に、生命保[…]
でも、何はともあれ、まずはご自身にしかわからないこと、ご家族しかわからないことをしっかりと把握しましょう。
リスクの大きさや、つまずきがちなことについてはサイト内でいろいろと記事を書いていますので、ご参照ください。
過不足なくリスクに備えることができ、充実した毎日を送ることができる。そんな毎日の手助けになることができれば幸いです。