70代の女性保険の必要性!必要?不要?

70代女性

セカンドライフが本格的に始まり、楽しい時間を過ごされていることでしょう。

旅行に趣味に読書にと。

これまでできなかったことを目いっぱい楽しまれていると思います。

でも、なんだか階段を上るのが辛くなったりなど、体の変化も感じ始めるころです。

周りでも病気の方が増えたり、亡くなられる方も多くなるでしょう。

そんな折、テレビのCMなどを見て、保険って必要かしら?と考えることもあるかもしれません。

では、70代の女性にとって、女性保険は必要なのでしょうか?

70代女性に必要な保障を統計データから

繰り返し記載していますが、女性保険は、女性のための保険、ではなく、通常の保険に女性特有の保障をプラスしている保険です。

そのため、基本的には、保障内容は通常の保険とほぼ変わりがありません。

女性保険について、詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

 女性保険って?女性にとってメリットだらけじゃないの??

上記記事に記載しているとおり、女性保険はいくつかの保障を組み合わせて設計されています。

  • 死亡保障
  • 医療保障
  • がん保障

組み合わせているとはいえ、それぞれの保障についての要不要は判断できますので、まずはそこから始めていきましょう。

そうすれば、必要な保障は見えてきますし、必要な保障だけが入った保険を買うことで、無駄な出費をおさえることができます。

ここで注意してほしいのは、女性保険は女性特有の保障がついている分、保険料は高くなる、という点です。

ですので、ご自身が必要な保障によっては、女性保険よりも普通の保険を買ったほうが、安くかつ充実している、ということが普通にありえます。

この点に注意しつつ、それぞれの保障について見ていきましょう。

では、70代女性にとって必要な保障ってどういう保障なんでしょう?

他の保険同様に統計データから見ていきますね。

統計データは、

上記を元に、管理人が算出した値を記載しています。

死亡保障に関するデータ

70代の死亡保障に関するデータは、以下の記事にまとめていますので、興味のある方はご参照ください。

 70代の終身保険・定期保険の必要性!必要?不要?

重要なところだけピックアップしますと、

70代女性の死亡率

  • 70歳~74歳:0.87%(114人に1人)
  • 75歳~79歳:1.69%(59人に1人)

悪性新生物 44%
その他 25%
心疾患 13%
脳血管疾患 8%
肺  炎 5%
不慮の事故 4%
自 殺 2%
老 衰 1%

悪性新生物 35%
その他 28%
心疾患 15%
脳血管疾患 9%
肺  炎 7%
不慮の事故 4%
老 衰 1%
自 殺 1%

70代の女性の亡くなられる確率は、他の年代同様、同年代の男性と比較すると亡くなられる確率は半分程度です。

とはいえ、70代後半になりますと、59人に1人と、ちょっと他人事ではない数値になっています。

また、気になる亡くなられる理由ですが、悪性新生物がTOPです。

30代後半から80代前半まで、がんによって亡くなられる方がもっとも多いという数値になっています。

とはいえ、これまでと比較すると、亡くなられる割合としては減ったように感じます。

しかし、それは単純に母数が増えただけの話しでして、人数としては依然増え続けています。

60代後半にがんで亡くなられた方が13,111人であるのに対し、70代後半では、20,966人と、約1.6倍に増加しています。

他の病期も警戒しないといけない年代にはなっているのですが、やはりがんが一番リスクの高い病気と言えます。

これらのデータを踏まえ、女性保険の死亡保障に入るべきかどうかなのですが、やはり不要であると言えます。

理由としては、60代と同様ですね。

ポイントだけお話しますと、

  • 万が一の際に必要なお金は葬儀費用のみである
  • 保険に加入しなくても貯蓄で対応できる

の2点です。

そのため、死亡保障は不要であると考えます。

もし、貯蓄で対応できないようでしたら、日々の収支を見直す必要があるかもしれません。

よろしければ、以下の記事をご参照ください。

 60歳で退職後(老後)の生活費ってどのくらい??

医療保障に関するデータ

70代の医療保障に関するデータは、以下の記事にまとめていますので、興味のある方はご参照ください。

 70代の医療保険の必要性!必要?不要?

重要なところだけピックアップしますと、

70代女性の入院率

  • 70歳~74歳:1.58%(63人に1人)
  • 75歳~79歳:2.59%(39人に1人)

Ⅴ 精神及び行動の障害 24%
Ⅸ 循環器系の疾患 16%
Ⅱ 新生物 12%
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 10%
Ⅵ 神経系の疾患 8%
その他 29%

Ⅸ 循環器系の疾患 20%
Ⅴ 精神及び行動の障害 17%
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 12%
Ⅵ 神経系の疾患 10%
Ⅱ 新生物 10%
その他 30%
70代女性の手術率

  • 70歳~74歳:0.52%(192人に1人)
  • 75歳~79歳:0.69%(145人に1人)

その他 45%
筋骨格系手術(四肢体幹) 18%
その他の内視鏡下手術 12%
開腹手術 8%
経皮的血管内手術 8%
腹腔鏡下手術 4%
開胸手術 3%
開頭手術 2%
胸腔鏡下手術 1%

その他 46%
筋骨格系手術(四肢体幹) 19%
その他の内視鏡下手術 12%
開腹手術 7%
経皮的血管内手術 7%
腹腔鏡下手術 3%
開胸手術 2%
開頭手術 1%
胸腔鏡下手術 1%
70代女性の入院日数

  • 70歳~74歳:40.7日
  • 75歳~79歳:40.6日

Ⅴ 精神及び行動の障害 652.5
Ⅵ 神経系の疾患 70.6
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 42
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 34.5
Ⅸ 循環器系の疾患 31.4
Ⅹ 呼吸器系の疾患 30.6
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 30.1
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 28.4
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 27.2
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 24.6
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 24
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 21.6
Ⅱ 新生物 19.6
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 14.5
ⅩⅠ 消化器系の疾患 12.8
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 10.8
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 6.9
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 4
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 0
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0

Ⅴ 精神及び行動の障害 456.7
Ⅵ 神経系の疾患 92.7
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 50.1
Ⅸ 循環器系の疾患 42.6
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 41.3
Ⅹ 呼吸器系の疾患 39.4
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 37.2
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 36.7
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 30.1
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 28
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 27.1
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 26.7
Ⅱ 新生物 24.5
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 22.4
ⅩⅠ 消化器系の疾患 16.7
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 15.8
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 14.1
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 4.1
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 0
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0

入院率、手術率、入院日数ともに伸びています。

長期入院になりがちな精神系の障害については、60代後半で頭打ちとなり、入院患者数もさほど増減していません。

70代以降についても減少傾向にありますので、そこまで怖い病気ではなくなったと言えます。

とはいえ、いざ入院、となりますと、70代前半では1年半以上、70代後半でも1年ちょっとと長い間病院に拘束されることを覚悟しなければなりません。

70代になりますと、高額療養費制度が手厚くなるのですが、3ヵ月以内の入院や、通院についての保障が手厚くなるだけで、長期入院の負担は、現役世代とさほど変わりがありません。

入退院を繰り返し、通院による治療を行うがんなどの病気については、自己負担額を大幅に減らすことができるのですが、純粋に長期入院となった場合は、どうしても負担額が大きくなってしまいます。

たとえば、以下のような入院をしたとします。

  • 入院日数:600日

1ヶ月の自己負担額は44,400円固定ですので、

  • 医療費自己負担額:44,400 x 20ヶ月 = 888,000円

食費が1日780円ですので、食費をプラスしますと、

  • 負担額:888,000円 + 780円 x 600日 = 1,356,000円

となります。

とはいえ、このリスクのためだけに保険に加入するのはオススメできません。

70代になりますと、保険料は非常に高額です。

月額1万円を超えてくる保険も多くなりますので、短期入院を主軸とした医療保険ではとても元が取れるとは思えません。

たとえば、月額1万円の医療保険に加入したとしますと、5年間で、

  • 1万円 x 12ヶ月 x 5年 = 60万円

入院日額1万円で60日型の保険ですと、5年に1回60日以上入院しないと元が取れない計算となります。

そのため、長期入院についてはリスクとしてとらえ、その分貯蓄を残しておく、というのが最善だと思います。

このことから、70代女性にとって、女性保険の医療保障は不要といえます。

総払込保険料などについての考え方は60代と同様ですので、よろしければご参照ください。

がん保障に関するデータ

70代のがん保障に関するデータは、以下の記事にまとめていますので、興味のある方はご参照ください。

 70代のがん保険の必要性

重要なところだけピックアップしますと、

70代女性のがん罹患率(単年)

  • 70歳~74歳:1.09%(92人に1人)
  • 75歳~79歳:1.33%(751人に1人)

大腸 17%
乳房 16%
13%
13%
肝臓 6%
その他 35%

大腸 18%
15%
13%
乳房 11%
肝臓 7%
その他 36%

がんにかかる確率は上昇しましたが、乳がんがTOPではなくなりました。

上記データから、70代女性における女性保険のがん保障の必要性を考えますと、基本的には60代と同様の考え方となります。

ポイントのみお話すると、

  • 女性保険は女性特有のがんに対する保障が薄いため、がんに備えるならがん保険に加入したほうが良い
  • 基本的には貯蓄でまかなうことができるため、保険は不要
  • ただし、高度先進医療を利用したい場合は、家計に対する負担が大きいため、女性保険も含めた、がん保障が選択肢に入る

医療保障のところでも述べましたが、70代に入ると、高額療養費制度が手厚くなり、がんにかかった場合の自己負担額は大幅に減らすことができます。

そのため、基本的にはがん保障は不要なのですが、先進医療を利用したい場合は話が代わってきます。

重粒子線治療にせよ陽子線治療にせよ、かかる費用は高額です。

また、全額実費となるため、家計への負担も非常に大きくなります。

今後、がんに有効な先進医療が出てこないとも限りませんし、いざというときに使うことができないのは痛いですよね。

ですので、そういった先進医療を利用したい場合は、保険で備えておくのが良いと思います。

ただ、先進医療特約は主契約ではなく特約(オプション)のため、医療保険かがん保険、または女性保険に加入する必要があることも覚えておいて頂ければ、と思います。

70代女性に女性保険は必要?

60代同様、70代女性について、女性保険は不要だと思います。

理由は、

  • 女性特有の病気にかかりにくい
  • リスクに対して貯蓄でカバーできるため、そもそも保険が必要ないケースが多い

の2点です。

ただ、何度も記載していますが、先進医療を利用したい場合のみ、女性保険が視野に入ってきます。

ある程度年齢を重ねますと、ほぼ同等の保障で、医療保険より安い女性保険も出てきます。

ただ先進医療特約をつけるためだけでしたら、高額な保険に加入する必要はありません。

ご自身にとって必要な保障を出来る限り安く手に入れることができれば、浮いたお金をレジャーに回すことができますし、何より不安なくセカンドライフを過ごすことができると思います。

豊かなセカンドライフのために、無駄のない保険を選ばれることを願います。

生命保険の無料相談って何?どんなサービスなの??

生命保険無料相談サービスを比較!988人の調査から見えた結果とは?

    コメントは受け付けていません。