30代の女性保険の必要性!必要?不要?

30代女性保険

結婚してライフステージが上がったり、出産を経験された方も多いでしょう。

とかくライフイベントがもりだくさんな30代。

そして、乳がんなど女性特有の病気にかかりやすくなる年代でもあります。

そんな30代女性にとって、女性保険は必要なのでしょうか。

30代女性に必要な保障を統計データから

繰り返し記載していますが、女性保険は、女性のための保険、ではなく、通常の保険に女性特有の保障をプラスしている保険です。

そのため、基本的には、保障内容は通常の保険とほぼ変わりがありません。

女性保険について、詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

 女性保険って?女性にとってメリットだらけじゃないの??

上記記事に記載しているとおり、女性保険はいくつかの保障を組み合わせて設計されています。

  • 死亡保障
  • 医療保障
  • がん保障

組み合わせているとはいえ、それぞれの保障についての要不要は判断できますので、まずはそこから始めていきましょう。

そうすれば、必要な保障は見えてきますし、必要な保障だけが入った保険を買うことで、無駄な出費をおさえることができます。

ここで注意してほしいのは、女性保険は女性特有の保障がついている分、保険料は高くなる、という点です。

ですので、ご自身が必要な保障によっては、女性保険よりも普通の保険を買ったほうが、安くかつ充実している、ということが普通にありえます。

この点に注意しつつ、それぞれの保障について見ていきましょう。

では、30代女性にとって必要な保障ってどういう保障なんでしょう?

他の保険同様に統計データから見ていきますね。

統計データは、

上記を元に、管理人が算出した値を記載しています。

死亡保障に関するデータ

30代の死亡保障に関するデータは、以下の記事にまとめていますので、興味のある方はご参照ください。

 30代の終身保険・定期保険の必要性!必要?不要?

重要なところだけピックアップしますと、

30代女性の死亡率

  • 30歳~34歳:0.04%(2,631人に1人)
  • 35歳~39歳:0.05%(1,837人に1人)

自 殺 33%
悪性新生物 27%
その他 21%
不慮の事故 7%
心疾患 6%
脳血管疾患 3%
肺  炎 2%
老 衰 0%

悪性新生物 39%
自 殺 23%
その他 21%
不慮の事故 6%
脳血管疾患 5%
心疾患 5%
肺  炎 1%
老 衰 0%

となっています。

まだまだ低い確率です。とはいえ、一定確率では亡くなられてしまいますので、安心はできませんね。

亡くなられる原因について、注目すべきは悪性新生物です。

30代前半から増えてきており、30代後半に入ると、亡くなられる原因のTOPになっています。

この傾向は今後も続き、80代後半まで、がんで亡くなられる方がもっとも多くなります。

このデータから、死亡保障が必要かどうか?なのですが、20代同様、ケースバイケースと言えます。

独身の方や主婦の方については不要でしょう。

独身の方でしたら、葬儀費用分の貯蓄はできている方が多くなっていると思います。

主婦の方は、ご結婚されていて子供がおられない家庭でしたら、貯蓄がある程度ある方が多いのではないでしょうか。

ただ、子供がおられる場合は、家計的に苦しい部分があるとは思います。

家計の収入に関わっていない分、家計への長期的なダメージは少ないですが、短期で見て、葬儀費用がどうしてもキツそうな場合、選択肢のひとつとして考えても良いのかな、と思います。

次に、共働きや、主夫の方と結婚されている場合ですが、このケースでは、万が一のことがあった場合、家計への長期ダメージが非常に大きいです。

通常、必要となる保障が数千万円になるケースが多いです。

そのため、女性保険の死亡保障ではまかないきれません。

別途、定期保険で保障を用意されることをオススメします。

となると、女性保険の死亡保障が必要な方は、

  • 独身もしくは主婦の方
  • 葬儀費用(100~200万円程度)を貯蓄でまかなえない

となります。20代の場合と同じですね。

30代はライフイベントが多くなりがちな年代です。

ライフイベントが多いということは、その都度保険を見直す必要がある、ということでもあります。

独身時代は不要だった死亡保障が結婚することで必要となったり、出産にそなえて医療保険に加入したり、などなど。

女性保険とは関係ありませんが、お子さんが生まれたことで学資保険への加入を検討することもあるでしょう。

ライフイベントの都度、最適な保障は何なのか?を考えるのは、非常に面倒ではあるのですが、最初にきちんとプランニングしておくことで、長い目で見ると大きく変わってきます。

必要な保障はきちんと手に入れ、不要な保障には手をつけない。

そうすることで、家計にも余裕が出てきますし、きちんとリスクに対して備えられているという安心感を得ることができます。

ライフプランのシミュレーションは簡単に行うことができますので、よろしければ下記記事をご参照ください。

 生命保険の見直しの注意点とは?おさえるべき6つのポイント

医療保障に関するデータ

30代の医療保障に関するデータは、以下の記事にまとめていますので、興味のある方はご参照ください。

 30代の医療保険の必要性!必要?不要?

重要なところだけピックアップしますと、

30代女性の入院率

  • 30歳~34歳:0.42%(238人に1人)
  • 35歳~39歳:0.39%(256人に1人)

ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 40%
Ⅴ 精神及び行動の障害 21%
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 8%
Ⅱ 新生物 6%
Ⅵ 神経系の疾患 6%
その他 19%

Ⅴ 精神及び行動の障害 29%
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 26%
Ⅱ 新生物 10%
Ⅵ 神経系の疾患 8%
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 4%
その他 23%
30代女性の手術率

  • 30歳~34歳:0.37%(270人に1人)
  • 35歳~39歳:0.31%(323人に1人)

その他 43%
開腹手術 39%
腹腔鏡下手術 9%
筋骨格系手術(四肢体幹) 4%
その他の内視鏡下手術 2%
経皮的血管内手術 1%
開頭手術 1%
開胸手術 1%
胸腔鏡下手術 0%

その他 44%
開腹手術 35%
腹腔鏡下手術 9%
筋骨格系手術(四肢体幹) 5%
その他の内視鏡下手術 4%
開頭手術 1%
開胸手術 1%
経皮的血管内手術 1%
胸腔鏡下手術 0%
30代女性の入院日数

  • 30歳~34歳:10.4日
  • 35歳~39歳:11.6日

Ⅵ 神経系の疾患 56.9
Ⅴ 精神及び行動の障害 56.3
Ⅸ 循環器系の疾患 35.5
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 16.5
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 15
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 11.7
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 11.1
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 10.8
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 10
Ⅱ 新生物 9.4
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 9
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 8.6
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 8.3
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 8.2
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 8.2
ⅩⅠ 消化器系の疾患 7.4
Ⅹ 呼吸器系の疾患 7.3
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 5.9
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 5.1
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0

Ⅴ 精神及び行動の障害 72.4
Ⅵ 神経系の疾患 21.3
ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 19
Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 14.2
Ⅸ 循環器系の疾患 12.8
Ⅱ 新生物 12.7
Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 11.5
ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 11.2
ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 10.6
ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 9.7
Ⅹ 呼吸器系の疾患 9.6
Ⅰ 感染症及び寄生虫症 8.6
Ⅶ 眼及び付属器の疾患 8.1
ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 8
Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 7.7
ⅩⅠ 消化器系の疾患 7.2
ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 6.3
ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 6
ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 5.2
ⅩⅥ 周産期に発生した病態 0

入院率は30代前半に上昇し、30代後半になると下落しています。

出産による入院のピークが30代前半であることが、入院理由からもうかがえます。

また、30代後半になると、精神系、新生物(がん)による入院が目立つようになってきました。

入院日数を見て頂くとわかりますが、精神系の入院はズバ抜けて長期入院になりがちです。

それでも、まだ平均して70日程度と、2ヶ月ちょっとの入院で済んでいます。

2ヶ月程度の入院であれば、そこまで家計には大きなダメージはありません。

高額療養費制度が利用できますから、1ヶ月あたり10万円と考えても、20万円ちょっとの出費で済む計算となります。

それよりも気になるのは、医療保障として、女性保険に加入する必要があるのかどうか、ということですね。

女性特有の病気は、ざっと見たところ見当たりません。

病気ではありませんが、出産には帝王切開というリスクがあります。

ただ、このためだけに女性保険に加入するのも、イマイチ説得力に欠けるところです。

リスクとして備えておきたいのは、短期入院ではなく長期入院です。

だとすると、長期入院になりがちな精神神経系の病気に備えたいところですが、これは女性特有の病気ではありません。

以上のことから、医療保障、という観点からは、女性保険に加入する理由が見出しづらいですね。

出産について気になる方は、20代の記事に詳しく記載していますので、そちらをご参照ください。

がん保障に関するデータ

30代のがん保障に関するデータは、以下の記事にまとめていますので、興味のある方はご参照ください。

 30代のがん保険の必要性

重要なところだけピックアップしますと、

30代女性のがん罹患率(単年)

  • 30歳~34歳:0.10%(995人に1人)
  • 35歳~39歳:0.16%(618人に1人)

子宮 29%
乳房 25%
甲状腺 12%
卵巣 6%
大腸 5%
その他 22%

乳房 39%
子宮 23%
甲状腺 8%
5%
大腸 5%
その他 19%

がんにかかる確率が少しずつ現実味を帯びてきました。

そして、いわゆる女性特有のがんがTOP2をしめています。

乳がんと子宮がんですね。

この2種だけで、がんの過半数をしめています。

この点を考えると、女性保険でがんに備えるのは悪くないのかな?という気がします。

ですが、女性保険の多くは、

がんおよび女性特有の疾病にかかった場合」通常より多くのお金を支払います

という内容になっています。

つまり、

  • 普通の病気:入院日額5,000円
  • 胃がん:入院日額10,000円
  • 乳がん:入院日額10,000円

となり、女性特有のがんであっても、それ以外のがんであっても、保障内容は変わらないモノが多いんですね。

そのため、がんの保障を厚くしたいためだけに女性保険に加入するのは得策ではないと言えます。

餅は餅屋と言いますか、がんに備えたいのであれば、やはりがん保険に勝るものはありません。

がん保険ならば、女性特有のがんに対して、さらに手厚い保障を受けられるモノもあります。

たとえば、メットライフ生命の『ガードエックス』。

この保険に、女性特約を付加すると、乳房再建術や、子宮・卵巣の摘出などを行った場合、30万円プラスしてお金が支払われます。

このように、ご自身が何に対してどこまで備えたいかによって選ぶ保険は変わってきます。

がんの保障を手に入れたいのでしたら、女性保険にこだわる必要はありません。

30代女性に女性保険は必要?

20代同様、基本的には不要だと思います。

  • 医療保障+がん保障

を、手頃な保険料で手に入れたい場合のみ、選択肢に入ってくるのではないでしょうか。

そうでない方は、個別に保険を購入されるほうが、ご自身のほしい保障をきちんと手に入れられると思います。

「なんとなく不安だから保険に加入する」

という姿勢で臨むと、おそらくですが、不安が消える保険を購入することはできないと思います。

  • いつ
  • 誰に
  • 何が起こると
  • どのくらいのお金が必要になるから不安なのか?

をきちんと考えておくと、目的もはっきりしますし、その目的に合わせた保険を購入することで不安は解消されると思いますよ。

一人で決めるのが難しい場合は、ご家族と相談したり、保険の無料相談を利用するのもひとつの選択肢かと思います。

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