20代の医療保険の必要性!必要?不要?

医療保険20代

「若いといっても、病気になる可能性もあるし、けがしたら入院する可能性もあるしな・・・医療保険入っておいた方がいいのかな?」

保険会社各社が競って開発している医療保険。

20代の若いうちから加入しておいたほうが良いのでしょうか?

統計からみる医療保険の必要性

入院に関するデータ

では、まずはデータから見てみましょう。

厚生労働省の平成23年(2011年)患者調査の概況によると、

20代の方で入院した人数は、

20~24歳

  • 男性:5,400人
  • 女性:6,300人
  • 合計:11,600人

25~29歳

  • 男性:6,700人
  • 女性:11,300人
  • 合計:18,000人

20代合計

  • 男性:12,100人
  • 女性:17,600人
  • 合計:29,600人

となっています。

では、入院する確率を計算してみましょう。

総務省統計局の平成27年(2015年)5月報による人口推計より、各年代の人口を抜粋します。

また、各年代の人口と、先ほど記載した入院数をもとに、各年代の入院率を算出すると、

20~24歳

  • 男性:320万人(0.17%)
  • 女性:302万人(0.21%)
  • 合計:622万人(0.19%)

25~29歳

  • 男性:337万人(0.20%)
  • 女性:321万人(0.35%)
  • 合計:658万人(0.27%)

20代合計

  • 男性:657万人(0.18%)
  • 女性:623万人(0.28%)
  • 合計:1,280万人(0.23%)

だいたい0.2~0.3%の確率で入院するようですね。

また、女性のほうが男性よりも入院しやすいという結果となりました。

女性の入院が多いのは

女性の入院で多いのは、やはり出産ですね。

25~29歳女性の入院数:11,3000人中4,600人(40.7%)が出産での入院です。

手術に関するデータ

次に、手術する確率ですが、同じように年齢別、性別別に見ていきますと、

20~24歳

  • 男性:4,600人(0.14%)
  • 女性:5,300人(0.18%)
  • 合計:9,900人(0.16%)

25~29歳

  • 男性:4,600人(0.14%)
  • 女性:9,400人(0.29%)
  • 合計:14,000人(0.21%)

20代合計

  • 男性:9,200人(0.14%)
  • 女性:14,700人(0.24%)
  • 合計:23,900人(0.19%)

0.15%~0.3%と低い数値ですね。

こちらも、男性より女性のほうが多いという結果になっています。

女性の手術が多いのは

女性の手術で多いのは、やはり出産でしょうか。

25~29歳女性の手術数:9,400人中3,300人(35.1%)が開腹手術ですので、帝王切開などの手術が行われたのでは?と考えられます。

入院も手術も数値だけ見ると、そこまで高い確率ではありません。

入院日数に関するデータ

では、入院した場合、どのくらいの日数入院することになるのでしょう?

20~24歳

  • 男性:14.1日
  • 女性:11.1日
  • 平均:12.2日

25~29歳

  • 男性:17.9日
  • 女性:9.6日
  • 平均:11.4日

と、今度は男性が女性を上回る結果になりました。

25~29歳の入院日数は、男性が女性の2倍程度となっています。

男性の入院日数が多いのは

統計を見たところ、糖尿病での入院日数が、

  • 男性:181.9日
  • 女性:13.5日

と桁違いに男性が多くなっています。

これによって、男性の入院日数が大幅に引き上げられているんですね。

ちなみに、2番目に多いのは、男女ともに精神疾患です。

うつ病などの治療ですね。

男女ともに2ヶ月近く入院されている方が多いようです。

精神的に参らないよう、ストレス発散を心がけていきたいですね。

入院費用はどのくらい?

では、最後に入院した場合にかかるであろう費用を計算してみましょう。

費用に関する統計データはありませんので、ざっくりと計算してみます。

計算は、

  • 入院日数:12日
  • 1日あたりの医療費:5万円

として計算します。

医療費:5万円 x 12日 = 60万円

ここで、高額療養費制度を適用します。

医療費実額:80,100円 + (60万円 - 267,000) x 0.1% =83,430円

医療費としてかかるお金が決定しました。

これに、食費である780円を入院日数分たしてあげると、

出費:83,430円 + 780 x 12 = 92,790円

差額ベッドなどを利用しなければ、9万円~10万円で1回の入院費用はことたりる計算になります。

もちろん、手術をした場合も同じ金額におさまります。

0.2~0.3%の入院確率で、かかるお金は10万円弱です。

まとめ

医療保険が必要か不要かと聞かれると、個人的には

不要です

と答えます。

20代はどうしても、収入のわりに支出が多くなってしまいます。

遊びや趣味、美容など、支出は多いのですが、まだまだ収入はそこまで多くないというのが現状です。

とはいえ、10年間の間に10万円、つまり1年で1万円の貯金ができないか?と言われると、それくらいならなんとか・・・、となるのではないでしょうか。

0.2~0.3%の確率に備えて、高額な医療保険に入るなら、そのお金で入院リスクに備えて貯金したほうが良い、と個人的には思います。

それでも医療保険に入ったほうが良い理由をあげるなら、

病気にかかってしまうと医療保険に入れなくなるリスクがある

というところでしょうか。

20代の方の0.2~0.3%が入院や手術をするということは、0.2~0.3%の方が、今後、医療保険に入れなくなるリスクがある、ということでもあります。

基本的には医療保険に入る必要はないと思いますが、上記リスクを考慮するなら、終身タイプの安い医療保険に、おまもりがてら加入しておけば安心だと思いますよ。

    コメントは受け付けていません。