がん保険に先進医療特約をつけておきたい2つの理由

先進医療

がん保険に限らず、先進医療特約をつけておいたほうが良い、という話は耳にされることがあると思います。

先進医療は健康保険適用外であり、全額自己負担となります。

とはいえ、負担する金額が少ないのであれば、わざわざつける必要もないのでは?と思いますよね。

しかし、少なくともがん保険にはつけておきたいところです。

その2つの理由について記載していきますね。

【理由1】がん保険の先進医療は高額であることが多い

厚生労働省によると、先進医療として認められているのは、平成27年6月1日時点で、

  • 108種類

です。

多いですね。

詳細は、以下のサイトをご参照ください。

 厚生労働省 先進医療の各技術の概要

先進医療にはAとBがあるのですが、その違いは、

先進医療 A

1 未承認等の医薬品若しくは医療機器の使用又は医薬品若しくは医療機器の適応 外使用を伴わない医療技術(4に掲げるものを除く)

2 以下のような医療技術であって、当該検査薬等の使用による人体への影響が極 めて小さいもの

(1)未承認等の体外診断薬の使用又は体外診断薬の適応外使用を伴う医療技術

(2)未承認等の検査薬の使用又は検査薬の適応外使用を伴う医療技術

先進医療 B

3 未承認等の医薬品若しくは医療機器の使用又は医薬品若しくは医療機器の適応 外使用を伴う医療技術(2に掲げるものを除く。)

4 未承認等の医薬品若しくは医療機器の使用又は医薬品若しくは医療機器の適応 外使用を伴わない医療技術であって、当該医療技術の安全性、有効性等に鑑み、 その実施に係り、実施環境、技術の効果等について特に重点的な観察・評価を要 するものと判断されるもの。

厚生労働省 第一回先進医療技術審査部会 資料1-5より引用

わかりづらいですね。

平たく言うと、

  • 先進医療A:ある程度有効であることが認められているもの
  • 先進医療B:有効であることが必ずしも認められていないもの

といった感じですね。

では、実際どのくらいの頻度で行われていて、どのくらいのお金がかかるのか?を見て見ましょう。

先進医療利用回数TOP5の費用

厚生労働省が発表した、平成26年度(平成24年7月1日~平成25年6月30日)の先進医療実績報告をもとに、データを見てみます。

実施件数のTOP5は、

1位:前眼部三次元画像解析

  • 利用目的:目の検査
  • 実施件数:5,337件
  • 平均費用:3,948円

2位:多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術

  • 利用目的:白内障治療
  • 実施件数:5,248件
  • 平均費用:513,167円

3位:陽子線治療

  • 利用目的:がんの治療
  • 実施件数:2,170件
  • 平均費用:2,585,912円

4位:光トポグラフィー検査を用いたうつ症状の鑑別診断補助

  • 利用目的:うつ病などの治療
  • 実施件数:1,959件
  • 平均費用:12,219円

5位:重粒子線治療

  • 利用目的:がんの治療
  • 実施件数:1,286件
  • 平均費用:3,036,829円

となっています。

多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術』が50万円程度と、若干高いお値段ですが、目を引くのは、やはりがん治療です。

陽子線治療』と『重粒子線治療』は、ともに平均200万円以上かかっています。

加えて、1日あたり3件~6件程度行われていますので、利用する可能性が少ないとも言い切れません。

そのため、少なくとも、がん保険には先進医療特約をつけて、いざというときに備えておきたいところです。

【理由その2】保険料が安い

先進医療特約は特約ですので、先進医療だけを保障する保険はありません。

ですが、がん保険にさえ入っていれば、月々100円程度で特約を付加できる商品が多いです。

リスクとお金を天秤にかけた場合、もっともお金がかかるかもしれないリスクを100円でカバーできるのであれば、加入しておいた方が良いと思います。

以上が、がん保険に先進医療特約を付加したほうが良い2つの理由になります。

医学はすごいスピードで進歩しています。

今後も良い先進医療が出てこないとも限りません。

いざというときに、お金が足りないから先進医療を受けられなかった、なんてことになってしまうと後悔してしまいますよね。

そういったリスクにそなえ、先進医療特約はつけておくことをオススメします。

 

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